神々の土地/クラシカルビジュー、そしてハンナのお花屋さん③

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まだまだ続くよ、ヅカ日記。

先日遠征して観て来た観劇日記です。

「ハンナのお花屋さん」

まあ、ヅカファンなら、だいたい嫌な予感はしてたと思う。

そう、植田景子先生だもんね。

でもね、いつもの植田先生らしさが少なかった気もするわね。

植田先生と言えば、

「愛と革命のうた」

「舞音」

という大劇場作品は、両方賛否両論というか、

どちらかと言うと、批判されて終わった感がありますが、

私は、意外にも、この二作品は結構好きだったの。

その間にやってた、

「The Lost Glory」は、

好みじゃない芝居の人が居たので、

あんまり好きじゃ無かったけど、

別の組でやれば、良いかもな。

先生の作品の特徴は、

以前、友人と会議をした結果、

「大きな抽象画の様な作品」という表現に尽きるのだけど、

本当に、具体的なエピソードが有ったとしても、

どこにも結び付かなかったり、

事件だけ起きて、その顛末は特に説明する訳でも無く終わる。

そんな感じなのよね。

だけど、そうゆうある意味、緩い設定が大好物なのよね。

だって、特に決められていない事が多いので、

その隙間は、妄想し放題。

そんな設定無いよ!

と言う事まで、勝手に捏造しながら観劇できるので、

自分の好きなキャラクターだったり、

ご贔屓だったりを、

より、勝手に深めていけるのよ。

そういうところが、「抽象画」のようでね。

自分の勝手な解釈で、

海に見えたり、風に見えたり、川に見えたり、

はたまた、エネルギーのうねりに思えたりする。

しかし、慣れとは怖いもので、

完全無欠な上田久美子作品(神々の土地)を

最近観すぎているため、

スッカスカな設定のお話しは、

あれれ?

と、首をかしげる事もあったわね。

でも、気が付いたわ。

私、これくらいの緩い作品の方が、

ジェンヌさんに集中出来るわ(笑)

物語が難しくないというか、

やたら考えさせられる事もないので、

美しいジェンヌさんを愛でて居ればいいのよね。

花組公演 『ハンナのお花屋さん —Hanna’s Florist—』の情報をご紹介します。

まあ、公式に書いてあるあらすじ読んでみてよ。

ロンドンの閑静な高級住宅地ハムステッドヒース、その一角に一軒の花屋があった。デンマーク人のフラワーアーティスト、クリス・ヨハンソンが営むその店の名は、“Hanna’s Florist(ハンナのお花屋さん)”。自然との調和に包まれ、地元の人達からも愛されるその店には、心癒される穏やかな時間が流れていた。ところが、ある日、クリスの作品が栄誉あるフラワーコンペティションに入賞したことで、大きなビジネスチャンスが訪れる。トップフローリストとしての成功を目指すか、それとも・・・?そんな時、クリスは、仕事を求めて東欧からやって来たミアと出会い、次第に、自分の心の声に気付かされていく。故郷デンマークの森への郷愁、そして“Hanna’s Florist”という店名に込められた想いとは・・?
世界中から人が集まる街ロンドン、そして自然豊かな北欧を舞台に、21世紀を生きる我々が求める本当の幸せ、人生の豊かさを問いかけるオリジナルミュージカル。花組トップスター明日海りおの爽やかな魅力と共に、ハートウォーミングなひと時をお届け致します。

うん、あらすじ通りで良かったんだよね、これ。

いや、あらすじだけで良かったの。

東欧からやってきたミアが、

観光ビザしかないのに、

働いたりしてるのが問題になったり、

ミアの弟が地雷を踏んで死んでしまった事とか、

そして、内戦で物が不足している子供たちに、

送られてきた救援物資の中に、

ある絵本が入ってて、

その絵本のエピソードとか。

「地雷の代わりに花を下さい」

って内容なんだけどね。

ハンナのお花屋さんとリンクさせて居るのは解るけど、

結局、そこが本題にならないと、

駄目だった様な気がするわ。

でも、クリスの幼少時代の話とか、

クリスの父と母の物語が、

本題かな?と言うくらい、

とても詳しく描かれているのよ。

まあ、それも凄く良い話だったし、

キキちゃんと舞空さんが、凄く良かったので、

別に良いんだけど、

本題が薄過ぎた為に、

トップ娘役のゆきちゃんが、

ほとんど出てこないという珍事件。

だがしかし、みりおさんの使い方は、

今世紀最高なので、

みりおさんファンが、

狂ったように通っているのは納得。

幕開き、森の中で、木にもたれて寝ているみりおさんが、

ふと、目を醒ますと、若き日の父と母が居て、

昔住んでた家で、子供のクリスと、

三人仲良く一家団欒している。

それを、今にも泣き出しそうな笑顔で、

寂しく見つめるクリス。

もう、この表情を見ただけで、

チケット代の元は取れた気がしましたね。

みりおさんの泣き笑い顔とか、

胸キュン過ぎて。

あとは、割と普段着っぽいリアルメンズな、

お衣裳をとっかえひっかえ着こなして、

そのすべてが、とてもカッコいいので、

みりおさん眺めてるだけで、

ほぼ、楽しいはず。

なのに、ヅカの三大メンズのうちの一人、

あきらさんが常にスーツで、

みりおさんの周りをウロチョロする。

余りのイケメンっぷりと、

彼女役の乙羽さんの良い女っぷりが、

とても絵になってたわ。

(ヅカの三大メンズとは、真風さん・あきらさん・みつるさんだと思ってる。)

ゆきちゃんは、あまり出てこないし、

難民の役なので、着ている服もなんだか、

貧乏臭い感じ。

景子先生の闇を感じたけど、

ゆきちゃんにしか歌えないと思う様な難曲を、

ガッツリ歌い上げて居たわ。

今回の歌は、結構難しい歌が多かったんだけど、

まあ、それも景子先生の特徴だと思うけど。

変な所に凝るのよ。

外部のバレエ団のプリンシパル呼んで来て、

振付して貰ったりね。

今回は歌の方で、瓜生明希葉さんの楽曲を使用しているらしい。

瓜生さん、知らんけど(笑)

みりおさんへの完全あてがきである事は、

良く解ったけど、

今回のMVPはなんと言ってもキキちゃんよ。

私、キキちゃんは、やたら劇団が推しているスターさん。

という位置づけで、サッパリ期待できない人かと思ってた。

本当にごめんよ。

しかし、3年もの間、みりおさんの下で二番手として、

頑張ってきた成果が今実ってる気がするの。

奇しくもこの作品で花組から宙組へ組替えになるんだけど、

色んな意味で間に合った気がしたわ。

多分、主演公演の「MyHero」あたりから、

頭角を現してきた気がするのよね。

でも、邪馬台国の風では、なんだか良く解らなかったわ。

なんせ、良く解らない作品だったんですもの。

しかし、今回の「ハンナのお花屋さん」では、

とても良かったの。

歌も良いし、芝居も良いし。

なんせ舞空ハンナへの包容力が半端ない。

男役感ってそういう所から漂うわよね。

宙組へ行っても、キキちゃんは愛せそうだわ。

そんな訳で、また近々東京行ってきます(笑)

朝夏まなと様が大輪の花を咲かせているから!

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