保育園の達人

娘は、生後3か月から保育園に行ってる。

 

勿論申請すれば、育児休暇も取れたと思うけど、

あの頃、会社が忙しかったのだ。

 

そんな訳で、家の近所の無認可保育所で、

預かってもらう事にしたのだった。

 

何度か慣らし保育をお願いし、

大丈夫そうという事になった時に、

毎日預けて会社に行った。

 

抱っこひもで抱っこして、自転車を漕いでると、

コチラを観て、

「あうーーーあうーーー」

って眉間にシワを寄せて何か喋ってた娘。

今思うと、

「今日は保育園行きたくないんや!」

とか言ってたのかな?

と、ふと思い出す時があるけど・・・(笑)

 

とはいえ、娘は保育園が割と好きな子だったのだ。

これには、正直助けられた。

 

無認可保育所は、古いマンションの一室で行っていて、

園長は、割と若い方だったけど、

結構良く見てくれていたと思う。

乳児湿疹なども早く見つけてくれて、

私の食生活なんかも、

指摘してくれた。

 

そう、会社に復帰して、色々忙しくて、

朝はパンで、昼はマクドナルド。

なんていう生活を始めてしまったので、

油分多目の食事が、

娘にあげてる母乳に影響し、

乳児湿疹になってしまったのだ。

 

早速ご飯に代えて、お昼ご飯を、

おにぎりにしたり。

なるべくパンは食べないように心がけたり。

 

みるみる娘の湿疹がきれいになって行ったのには、驚いた。

保育士さんの経験が生かされて、

私たち親子も助かった。

 

早い時期から預けてしまって、

良く無かったかな?

と、思ったけど、

1人で家で観て居たら、

相談する相手も居なかったかもなと、

そう思うと、保育園の先生はとても心強かった。

 

同居のばあさんは、迎えに行ってくれたりしてたけど、

これがなかなかのくせ者で、

行きたいとか言うくせに、

ちょっと出来ない事があったりすると、

勝手に凹んだりするので、

こちらは何がしたいのか解らず・・・・・

行くなというと怒り、行ってくれというと文句を言う。

 

年末、保育園が休みで、会社がある日は、

家でみて貰えるかな?

とお願いすると、年末で最後の診療日だから、

医者に行きたいと言われるんだよね。

 

なので、年末になると、1日か2日、無認可の保育所を利用してた。

そういう時も、娘は、特に嫌がらず、素直に行ってくれてたのよね。

多分、その頃から、家に居るよりも別の保育園に行く方が良いなあって思ってたのかな?

 

私はなんと、出張でも娘を連れて行き、

見知らぬ土地の一時保育に預けたりもしていたのよね。

 

地方のある保育園は、歩いて行ける場所にある、

自転車が無料で借りれる公園に連れて行ってくれて、

補助なし自転車の練習までしてくれたところがあったわ。

 

それがきっかけで、三輪車から、一気に自転車へ、

そして補助輪なしへステップアップしたのよね。

 

私が一時保育を選ぶ時に、必ず調べて居たのが、

食事を出してくれるかどうか?

という事。

旅先で預ける場合は、用意出来ない時もあるので、

保育園で用意してくれると助かるので。

費用は掛かるけど、他の子どもと同じものを食べる方が、

子供もよそ者感が薄れて良いと思ったから。

 

凄い人見知りな娘だけど、見知らぬ保育園でも、

結構うまくやってくれてて、

そういう所は凄いなと思ってる。

 

無認可の保育園に入れていたフルタイム勤務の私は、

同居の姑が高齢で、保育出来ない事もあり、

大阪市立の認可保育園に0歳児から預ける事に成功したのだが、

正直、大阪市立の保育園は色々大変だったなと思う。

 

お金は安いの。追加料金取られないからね。

でも、色んな準備が大変だったのよね。

着替えや、各種タオル、汚れ物を入れる袋など・・・

毎日の準備が大変だった。

先生もプロフェッショナルな方ばかりだったけど、

結構厳しい人も多くてね。

 

ママ友は5分遅刻しただけで、凄く文句言われたらしい。

ちょっと、仕事を早退して、他の用事をしてから保育園に迎えに行ったママ友は、

先生に、仕事の時以外は預けないでください。

とか言われて・・・

 

そういう精神的なプレッシャーが結構あったのよね。

 

大阪市立の保育所に預けているママ達は、

全員フルタイム勤務で、旦那様が居ない方や、

旦那様が多忙すぎて、ほぼ家に居ない方など・・・

実質シングルマザーな

ガッツリ仕事してる人ばかりだったわ。

 

その後、引越ししたので、家から近い保育園に引越し希望を出して、

無事に別の認可保育園に移ることが出来たんですけど、

そちらは、私立の保育園で余り遅くまで預ける事が出来なかったので、

残業があまりできず、仕事面では結構大変だったわ。

だけど、その頃ダーリンが無職だったので、

割と早めにお迎えに行ってくれたりして、

それは助かったな。

 

私立の保育園は、なぜだかパートのママが多くて驚いたわ。

お父さんも普通の職業の方が多かったし。

市立の方は、低所得な人が多かった印象だけど、

私立の保育園は、高級外車でお迎えに来る人も居たりして、

ほんと、何なんだ?って思ったわ。

 

だって、そんなにお金あるなら、幼稚園に入れたら良いのに。

預かってくれないから、働きに行けないママさん達沢山居るんだよね。

とりあえず、預けない事には、雇って貰えない訳だからね。

 

なんか、この差にモヤったなあ。

 

そして、いざ保育園に行き始めて思ったのが、

結局、病気になったら預かってくれる所が無いという事。

同居のばあさんがちゃんと薬を投与してくれるのか?

適切な処置をしてくれるのだろうか?

ある意味とても不安。

何かあったら、すぐに電話がかかって来るし。

 

なんせ娘がインフルエンザになったと知ったら、

病院に駆け込み、自分がインフルエンザになったら困るから、

予防薬(リレンザ)下さいって貰ってくる人なんだよ。

 

で、探したのが、病児保育室。

病院が併設で、看護婦さん常駐なの。

大阪市が運営してるので、一日の費用も安く、

とにかく安心。

 

おたふく、インフルエンザ、風邪。

どんな病気でも預かってくれます。

ちゃんと薬も投与してくれるし、

高熱になったら、解熱剤の座薬もしてくれるの。

勿論、別料金にはなるけど、お弁当も出るし。

 

ある意味、同居のばあさんよりも頼りになるのよね。

 

安心はお金で買う物だと思いましたね。

 

そんな訳で、申し訳ないけど、

子供が病気で休んだ事はほとんど無いんですよ。

仕事が休めなかったという事もあるけど、

同居のばあさんがウザくて、

家に居たくなかった事も大きいです。

 

こうやって書いてたら、私の育児がいかに、娘に頼ってたものか解りますよね。

 

アイツ、良いヤツなんです。

 

文句も言わず、様々な保育園に預けられ、

その日その日をエンジョイしてくれた娘に感謝です。

 

そして今では、夕飯作って待っててくれたりするし。

ほんとに、どうやったらこんな娘に育つんだろう?

(保育園育ちって素晴らしい)

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