「邪馬台国の風」「Sante!」
花組大劇場公演が本日終わりました。
初日の次の日に見てから、ちょこちょこ観てましたが、
何回見ても唸るのが、
超絶、しょうもない台本なのに、
みりおさんとゆきちゃんが大熱演なんですよ。
しょうもないの解ってても、
涙流しながら芝居されると、
なんだか感動しちゃってね。
やっぱり花組好きだな。
娘役さんも路線スターも、下級生スターも、
てんこ盛りで、とても華やか。
ゆきちゃんがトップ娘役になって、
初めての大劇場公演。
主演娘役になったけど、
経験十分なゆきちゃんは、むしろ今まで以上に、
のびのびと楽しく演じているように思えたし、
日々、舞台上で感じた心の動きを大切に、
新鮮な感動を与えてくれるお芝居だった。
みりおさんは、元々その日その日で違う感情を殺さず、
お芝居に生かす人。
前任のかのちゃんは、いい意味でも、悪い意味でも、
判で押したような芝居をする子だったので、
時にみりおさんが空回りしているように思えて、
そういうところが勿体ないなと思ってました。
今のみりおさんは、水を得た魚のようですね。
花組観劇のラストに行ってまいりましたよ。
また、行ったの?というツッコミお待ちしてます(笑)
結局何回観たんだろう?って数えたんですけど、
なんと、5回も観ちゃいました。
(バカじゃないの?)
しかも、新人公演も行って、どどさんの若いツバメ(笑)柚香さんのお茶会にもお邪魔して、
ただの花組ファンじゃないのか?自分!
ええ、そうです、ただの花組ファンですよ。
他の組を観て、どこか物足りないと感じるものの全てが、
花組にある様な気がします。
でも、どどさんの悪い所は、一点集中出来ないところ。
ホリエモンが言う「多動力」を、
ヅカで発揮してどうするのか?という疑問もありますが、
ひとつの組だけを観ていたら、解らない事を、
全組観る事で解ったりするのが楽しいのです。
そんな訳で全組観劇し、一年中忙しくヅカに投資してる状態です。
自分の楽しい事を優先してるので、
一番良いんです。
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どどさんの若いツバメについて語ります
若いツバメとは、花組3番手スターの柚香光(ゆずかれい)さんの事なんですけど。

スターと上級生のみ飾られる、スチール写真です。
柚香さんは、一番左端、すなわち最下級生の掲載者になるんです。
隣の水美舞斗さんは、柚香さんと同期なんですが、
成績が上なので、掲載順は水美さんの方が上になるのです。
そう、タカラヅカは学年順・成績順。
トップスターになっても、同期の成績優秀者が居たら、
その方よりも後ろになるのです。
厳しい世界ですね。
私が柚香さんで一番好きな所は、ずばり「顔」です。
私がジェンヌさんを見て居て、
「顔」が好きとハッキリ言えるのは、
初代贔屓と柚香さんだけです(笑)
初代贔屓については、またいずれ語りますね。
この「顔が好き」というのは、
他のどんな「好き」よりも、
強くて揺るぎの無い物なんですよ。
人間ですから、すべての表情が美しいとは限りません。
でも、顔が好きなら、どんな表情でも好きなんです。
柚香さんは、ダンスが得意な生徒さんで、
お芝居や歌は、割と不評だったんですが、
最近、芝居も歌もなんだか上手くなってきました。
完全に贔屓目なのは解ってますが、
苦手の芝居や歌の表現力が増しているように感じられます。
そのせいか、得意のダンスに磨きがかかってて、
観てるだけで感動しちゃって・・・・・
オペラグラスでロックオンしてますよ(笑)
人気もありますし、劇団からの後押しも凄いので、
多分いつかトップスターになるんだろうな・・・
と、思いますが、正直このままだと大炎上しそうな位、
色々ダメだったのですが、
このまま成長して行けば、文句言われなさそうですね(笑)
柚香さんのダンスが、とても好みなので、
かなり前から、注目してきたのですが、
一番好きだったのは、
「Mr.Swing」で当時のトップスター蘭寿とむさんと、
女役としてデュエットダンスした場面ですね。
その次は、蘭乃さんと双子の役で、明日海さんを誘惑するシーン。
本当に大好きでした。
今回の公演で一番好きだったのは、黒燕尾の銀橋で、
みりおさんと向い合せになって、銀橋に入って行くところ。
通常2番手がやる様なポジションかな?と思いますが、
どういう訳だか、そういう流れで・・・
大変ありがたいなと思ってました。
そしたら、二番手スターのキキちゃんが組替えになったので、
もしかしたら、そういうの事前に解ってて、
こういう構成になってたのかな?と(笑)
まあ、考え過ぎでしょうけどね。

そんな訳でラストSante!!は、
客席降りで、なんと柚香さんに握手してもらえたと言う、
まあ、自慢ですけどね(笑)
しかもこの席は、珍しく宝塚友の会で当てた、
自力席なので、
引きが強いと言うか、
超ラッキーで、宝くじ当たるよりも嬉しかったですよ。
初め当たった時は、なんせ後方席で、
全然嬉しくないな!って思ってましたので。
でも、ここにピンポイントで自分のご贔屓が来るなんて!
生きてて良かったよお。
ありがとう、柚香さん。
素敵な想い出作れました。
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7月の松竹座、歌舞伎にも行ってまいりました。
なんせ仁左衛門さんがやってきたので、
行かない訳には行きません。
歌舞伎を見た事の無い方に、是非とも見て頂きたい方は、
猿之助さん
海老蔵さん
仁左衛門さん
この3名です。
猿之助さんの確かな技術力
海老蔵さんの恐ろしいまでの存在感
仁左衛門さんの毛穴から匂い立つような色気
何度見ても魅了されますね。
でも、私の歌舞伎界の推しメンは、壱太郎さんですけど。
女形の壱太郎さんは、可憐な町娘から、高貴なお姫様まで、
非常に多彩。
そして踊りが上手くて。
今回は、同じく踊りの名手、雁治郎さんと、
舌出三番叟という、踊りの演目。
本当にお人形の様だったわ。
どうも、歌舞伎でも踊りの上手い方を好きになってしまう。
目当てはコチラの
通し狂言 盟三五大切
仁左衛門さんが主役なの。

自分が写り込まないように撮ると、
斜めからになっちゃって・・・
見難くてすいません。
でもね、
この二枚の写真をどうしても観てほしくて・・・
とりあえず、超イケメンな事はすぐに解ると思うけど。
Youtubeの ダイジェスト映像
良かったらみて下さいね。
右のポスターは、
「いかにも鬼じゃ、
みどもを鬼には、
おのれら二人がいたしたぞ・・・」
と言うセリフのコピーが入ってます。
騙されて、復習に行った男に、
女が「お前は、鬼か?」と吐き捨てたあとのセリフ。
愛した女を斬る直前の一瞬を捉えた写真です。
いや、このカメラマン解ってる。
仁左衛門さんが異常にカッコいい瞬間だったから。
左のポスターは
「忠義と金に翻弄され、
復讐の鬼と化した男の悲劇・・・」
胸に抱いてるのは、
愛した女の生首ですよ。
哀しみの中に、自分のものにした満足感の様な、
そして自分の人生を嘲笑うかの様な、
そんな表情。
うす暗い花道を、トボトボ歩いて行く様は、
忘れられない位、美しかった。
そして雨が降ってきたので、番傘を片手でスッと開いた所が、
自分的クライマックスでしたね。
ああ、皆さんに是非見て頂きたい。
仁左衛門さんの素晴らしさを語り合いたい(笑)
どんな時でもイケメンは、どどさんの世界を救うね。
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