新人公演見ないと、
演目を理解できないと言う、
通常運転のどどさんです。
雪組公演「凱旋門」は、戦争前夜のパリが舞台で、
亡命者であるドイツ人医師と、パリに流れて来た女の、
約1年の間繰り広げられる愛の物語。
根なし草の様な二人は非常に対照的で、
どこへ行くか解らない状況で、
恋をすることで、相手に迷惑をかけるのでは?
という、愛を拒絶する医師ラヴィックと、
こんな時代だからこそ、愛だけが真実と、
愛を謳歌しようとする女ジョアン。
互いに行き違い、結びつき、また別れて・・・
どうも、本公演のジョアンが、ただのワガママ女にしか見えなくて・・・・
ところがよ!
新人公演見たら解ったのよ。
ジョアンって本当に純粋な少女の様な女なのよね。
あまりの天真爛漫さが眩しすぎて、
ラヴィックが躊躇するのも解るし、
イケメン俳優のアンリが思わず独り占めしたくなるのも解ったわ。
少女の様な女は、欲望に忠実なので、
周りから見ると、自由奔放なんだけど、
本人はいたって真面目に、
自分の欲望を全うしているのよ。
そんな生き方素敵だなって思ったし、
今回新人公演で、ラヴィックを演じた縣さんも、
アンリ役の眞ノ宮さんも、
超イケメンなのよね。
雪組、イケメンしか居ないのか?
って思ったわ。
雪組で顔面偏差値の高い人と言えば、
朝美さんだけど、
朝美さんの役をした彩海さんも超絶イケメンだったし、
彩凪さんの役をした星加さんも、
意味不明な程、イケメンだったわ。
こんなにイケメンばかりがひしめいている組だったのか?
と、親戚のおばさん気分の私は、
客席で浮かれておりましたね。
しかも、皆上手かったなあ。
望海さんの役が一番大変そうなんだけど、
綾さんが上手くやってたよね。
久しぶりに雪組熱が高まっております。
組の力って、トップの力なのかしら?
なんか、物凄い雪組が勢い出て来ている気がします。
次回の作品は「ファントム」が決まっているし。
ますます、皆上手くなるよね。
私はと言えば、雪組の下級生で一番好きな、
鳳華はるなさん(ジジ)に釘づけでしたね。
ジジさんは、素晴らしいダンサーさんなんだけど、
今回の新人公演では、亡命者の役で、
ダンスの見せ場無いなあと、
寂しく感じていたんだけどね、
なんと!ご褒美シーンがあったのよね。
南仏に旅行に行くシーンで、
ラテンダンサーの役が回って来たのよ。
凄かったわ。
超カッコよかった。
相手役の羽織さんも、ダンスの得意な娘役さんで、
物凄い見栄えの良い、ペアダンスを展開してましたね。
そこの場面だけ、何度も観たいなと思いました(笑)
そして、すっかり凱旋門が好きになりました。
また本公演観たいわ!!
とはいえ、ショーの「Gato Bonite!!」が本当に楽しい。
雪組ショーの中で一番好きかもなと思ってます。
ちなみに今までで好きだった各組のショーは、
花組「Mr.Swing」
とにかく全場面好き
月組「ゴールデンジャズ」
まさおちゃんが最高に輝いていて大好き
星組「パッショネイト宝塚」
黒塗りの星組子が皆綺麗だったし、ゆっこの長い足が大好き。
宙組「フェニックス宝塚」
このショーも全部大好き。
ですよ。
上三つは稲葉先生で、フェニックスとガトボニは大介先生。
私の好みって解りやすい。
あれ?朝夏様のショーは?
と、突っ込みたい方居るよね?
朝夏様が二番手として、超輝いていたショーなんですよ。
初めてBDを買ったのも、この作品でした(笑)
二番手の為、私が観たい所は一切映ってませんでしたけど。
朝夏様のショーだと、「Hot Eyes!!」が好きですね。
大介先生のショーでしたね。
サヨナラ公演の「クラシカルビジュー」は稲葉先生で、
物凄く期待しただけに、
意外と普通でした。
でも、黒燕尾は素晴らしかった。

でも今は早く、ネコに会いたい。
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