メランコリック・ジゴロ あぶない相続人
は、主に花組で上演されてきた演目で、
どういうわけだか、歴代のご贔屓が出演している、
どどさんにとっては、大切な作品なのです。
どどさん的あらすじは・・・
ジゴロとして生計を立てているダニエルは、ジゴロ仲間のスタンから「休眠口座」の相続詐欺を持ちかけられる。
なんでも失踪したアントワンにダニエルがそっくりだったから。
晴れて、無事に相続したものの、大したお金ではなく、一晩カフェで馬鹿騒ぎしたらなくなってしまうくらいのお金だったのだ。
二人が酒宴に興じていたところ、なんと!アントワンの妹と名乗るフェリシアがやってきて・・・・
母を亡くし、一人で生きてきたフェリシアと、天涯孤独なダニエル。
ひょんな事から兄と慕われ、人の温かみに触れたことにより、
自分の孤独さを自覚。
そして、そんなフェリシアを愛し始める。
しかし、職業ジゴロなダニエルは、仕事以外の恋愛が実は苦手。
二人の恋の行方は・・・
華麗なジゴロと、不器用な男の演じ分けが、難しく、
男役としての資質が問われる。
ハマれば天国、ハマらなかったら地獄の、正塚晴彦先生の作品です。
私は、正塚晴彦先生の作品の主人公が、
どストライクなのですが、
特に、このメランコリックジゴロは大好きです。
朝夏様主演で、宙組で上演された時は、
あまりに素敵だったのと、
人生で一番凹んでいた日に観劇したという、
実に印象に残る作品となってしまったのです。
その日はいつだったのかな?
と、調べてみたら、
なんと!2015年でした。
ビックリしました。
あれから3年経っていたんですね。
そうです、その人生で一番凹んでいた日というのは、
どどさんが降格の減給を言い渡された翌日なんですよね。
なんで、こんな目に合うんだろう?
なんで???
なんで???????
世界の終わりかな?
位の気持ちでしたね。
しかし、翌日には劇場にいましたね。
気持ち的には、少しでも明るくなれたら、
って藁をもすがる気持ちでした。

どんなことがあっても、
人間、趣味があると助けられますよね。
心の奥にある、重苦しい気持ちを吹き飛ばしてくれるような、
あまりに素敵なダニエルで、
感動のあまり泣きながら見てたのですが、
途中で何で泣いてるのか解らなくなってしまって、
前日からの、
悲しみが一気に溢れてくるようでした。
そのあとのショー「シトラスの風」で事件が!!
何と!客席降りで、私の前にやってきた朝夏様が、
握手しながら歌ってくれたんです。
その時、朝夏様は私の救世主だなと感じたのですよ。
本当にオタクの妄想って、人生を明るくしますね。
今回は、こちら!!

広島へ遠征ですよ。
大人っていいですね。
好きな時に、好きなところへ行けちゃう。
短いヅカオタの歴史の中で、
もっとも顔が好みの柚香光(ユズカ・レイ)さんが主役です。

ジェンヌさんの芝居が好み、歌声が素敵、ダンスがかっこいい。
いろんな良いところあるんですけれど、
顔が好きっていうのは、最強なんですよ。
芝居がイマイチでも顔が良いから許す
歌がやばいけど、顔が良いから許す
ダンスダメだけど、顔が良いから・・・・
もう、顔さえ好きならなんでも乗り越えられます。
しかし柚香さんは、類まれなるダンス力をお持ちなので、
もう、150点位のいわゆる大好きメーターが振り切れるレベルのジェンヌさんです。
板の上の輝き度合いが素晴らしい。
いずれトップスターになるので、
皆様も是非覚えてくださいね。
どどさんの好きな顔ってこれか!って(笑)
そして、メランコリックジゴロ語りに戻ります。
柚香さんのダニエルがあまりに素晴らしくて・・・
なんせ、一度もお兄ちゃんにならないところが素晴らしい。
どういう事かというと、
フェリシアが兄に会えた喜びから、
全力で「お兄ちゃん!」って慕うんです。
朝夏様は、ほら、中の人の優しさがにじみ出てしまって、
つい、お兄ちゃんになってたのよ。
そういうのもすごく良かったんだけど、
柚香さんは、どこまでもお兄ちゃんではないダニエル。
そこからの、不器用な男感がすごく良かった。
しかも、いろんなスーツを着こなしてて、
なんせかっこいい。
なんせ顔が好き。
早く、ダニエルの舞台写真発売してほしい。
買います。私買いますから!!
奇しくも、昨日はどどさんのビジネスを、
ご紹介した日。
そんな日に、またメランコリックジゴロを見れて良かった。
3年前の超凹んでた私に、教えてあげたい。
あなたは3年後もメランコリックジゴロを見ているよ!
しかも、ダニエルはあなたの超好みの顔を持つ、
柚香光さんよ!って(笑)

ショーは大好きなエキサイター。
顔が大好きなご贔屓が中心のショーって、
幸せの極みですね。
神様がご褒美を与えてくれたんだと思いました(笑)
そんなわけで、今回のメランコリックジゴロも、
私の人生に彩りを与えてくれました。
節目節目に上演していただきたいですね。
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