真実のストーリー「オンユアフィート」赤い薔薇を片手に博多座公演行ってきたよ

正月休みが長すぎて、
途中でダーリン平成最後の正月大噴火とか、
娘のストレスMAX事件とか、
ばあさん、やっぱりボケてるね事件とか、
まあ、普通に盛りだくさんであった。

そんなどどさんに、我慢の限界がやって来た所に、
博多座公演に行く日がやってくるという、
ナイスタイミング!

やはり、どんな時でも朝夏様は私の救世主。
本当に素晴らしいタイミングで、
私に会ってくれる(課金あり)

だいたい、何となく、
行けなくなっでもなんとかなるな!

位の軽い気持ちでチケット申し込んだのだけど!
過去の自分を褒めてあげたい!

自分凄い!
という気持ちで新幹線に乗ったのです。


久しぶりに会った朝夏様は、本当に素敵で!
前よりも更に歌もお芝居も進化してるし、
何よりも美しい!
ああ、もしかしたら男役してた時よりも好きかも。
そんな気持ちで、
つまり、幸せMAXで眺めていたのだけれど、
突然、「非日常」から「現実」に連れ戻されたのよね。

それは、オンユアフィートという演目のテーマ「家族」のせい。

【どどさん的、簡単なあらすじ】
グロリアのお父さんは、「多発性硬化症」という病気で、
どんどん、身体が固まって動かなくなるという難病だったのね。(雑な説明)
その為、自分のいろんな楽しい事を封印して、家族の為に働いて来ていたのよね。
そこに現れたのが、旦那様のエミリオ。
一緒に音楽をやらないか?と、グロリアを自分の音楽チームの一員に入れるのよね。
それが、マイアミサウンドマシーンだったんだけどね。

すっかり成功を納めたグロリアに待っていたのは、交通事故による脊髄損傷。
傷ついたグロリアの元に、疎遠だった母が来て、
グロリアは、こんな車椅子に乗った自分を、世間の人は難病を患っていた父を見ていた時と、同じ目で見るはずだ!と嘆く。
そして、献身的に介護していた中で、グロリアが持っていたのは、「父がこのまま死ななかったら・・・」という恐怖だったと打ち明ける。

その後、奇跡の復活を遂げたグロリアは、アメリカンミュージックアワードの授賞式で歌う。

ほら、どどさんのダーリン、足が悪くてね。
もう、お父さんの介護をするグロリアに自分を重ね合わせて見ちゃったのね。
そしたら、自分では気がつかないふりをしていた感情が一気に出て来ちゃってね。
大好きだし、支えてあげたいけど、
本人の苦しみも
近くに居るせいで、
ひしひしと伝わってくる。

無力な自分に悔しさを感じる時もある。

でも、普通に健康な人だったらな・・・
と、思ってしまう自分も居てね。

そして、怪我をしてリハビリに励むグロリアの苦悩は、
やはり、常にリハビリを続けているダーリンを見ている様で。
本当に辛かったわ。

またね、その辺りのお芝居が、
朝夏様が上手すぎなのよ。

お父さん役の栗原さんは、元劇団四季の栗原さん。
栗原さんもさ、上手すぎなのよ。
お父さんが死んでしまうときは、
実の父が亡くなった時の事も思い出して、
号泣ですよ。

お母さん役は元雪組トップスターの一路真輝さん。
一路さんなんか、日本における初代トートですよ。
エリザベート日本版のオリジナルキャストですからね。
圧巻の芝居力で、
朝夏様をサポートしているのよ。

その点、エミリオ役の渡邊さんは、ちょっとお芝居軽め。
初めは、そこが残念に感じたけど、
なんせテーマが私には重すぎて、
逆に有難くなって来てね、
最後の方は、笑顔に随分助けられました。

最終的にはハッピーエンドで、楽しい演目だったけど、
なんせ泣きすぎたわ。
大人になると、
涙の粒が小さくなるんだと思ってたけど、
すんごい大きな涙が、ボタボタ落ちていくので、
私にも、まだ純粋な部分が残っていたんだわって思ったのね。

そして、ちょっと喧嘩してたダーリンの事が、
ものすごく、大切に感じて来て、
博多に行くこととか、完全に秘密にしてたし、
ちょっと反省して、次の日は、優しく接したわよ。

そしたら、ダーリンに感謝されちゃってね、

「いっぱいいっぱい、ありがとうね」
とか言われたもんだから、
やっぱりダーリン大好きだわ!って思ったのよね。

そんな風に、ダーリンへの愛を復活させてくれたのは、
やはり朝夏様のおかげですね。

今回は、また、私の夢を叶えてくれたのです。
私は、朝夏様の舞台を
いつか、最前列のセンターで観たい!
という夢があったのですが、
今回叶いました。

朝夏様、いつもありがとうございます。

そして余談ですが、
初売りセールで買った携帯ケースが、
赤い薔薇の柄でね。
劇中に、「グロリアは赤い薔薇が大嫌い」という件があるのよね。
でも、ファンの人たちは、
皆赤い薔薇を片手にグロリアの回復を祈るのよね。

そんなシンクロもファンとしては嬉しい出来事なのでした。

そして、やはり真実のストーリー程、心に響くものは無いな!と改めて感じました。

グロリアが破って来た様々な壁と、朝夏様が破って来た様々な壁がリンクしていて、だからあんなに私の魂に訴えてきたのかな?と思いました。

私も上手く壁を破って来ているのだろうか?これから出てくる壁も破れるだろうか?

そんなふうに不安になった時は、携帯ケースの赤い薔薇を眺めて、博多座の奇跡を思い出すことにしよう。そうしたら、少しは前に進めるはずだから。

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