お気に入りの服を着て、観劇に出かける。
そんな時間が、大変幸せだと思うどどさんです。

先日のお休みには、家でゆっくりとした後で、観劇にお出かけ。
なんて有意義なのでしょうか?
初めてみるミュージカル「マリーアントワネット」に行って来ました。
私の大好きな古川雄大さんがフェルゼン役で出演しているので、
チケットを数ヶ月前から買って楽しみにしていたのでした。
フェルゼン役は、東京では万里生君とのダブルキャストだったので、
歌声の万里生、ビジュアルの雄大って感じの住み分けかな?
と、思っていたのですが、
雄大さん、思いの外歌が上手くなってたわ。
ビジュアル至上主義の私には、雄大さんを選択ってところだったけど、
大阪公演は、雄大さんシングルだったのです。
そうなると、万里生君も観たかったな。

さて、このミュージカル、
マリーアントワネットには実は腹違いの姉妹が居た。
と言う、オタクの自炊とか、二次創作みたいな話で、
厨二かよ?的なツッコミしながら見ると、
割と楽しかった。(笑)
その腹違いの姉妹は「マルグリット・アルノー」と言う名前で、
イニシャルが「MA」
マリー・アントワネットも「MA」
二人のMAが、真逆の生き方をしていて、
貧しいマルグリットは、裕福なマリーを憎んでいるけれど、
マリーは、自由に生きるマルグリットが羨ましい。
やがて時代の波に飲まれて、
真実とは違う罪でマリーは糾弾され、
断頭台へ。
真実では無いと主張するマルグリットだが、
時代の大きなうねりの中でかき消されてしまう。
無力な自分に失望しつつも、
もしかしたら、マリーが自分で、マルグリットはマリーだったのかも。
そんな「私が、あなただったなら」
と言う思いが交差しつつ、フランスは夜明けを迎える。
マルグリット役のソニンちゃん、
今回も大熱演でしたね。
カテコで役が抜けず、マリー役の笹本さんと目を合わせると、
泣き崩れそうな顔になるのよ。
それ観て、泣いたわ。私も。
実は、大して良い作品だとは思わなかったけど、
なんせ雄大さんがあまりにカッコイイので、
全部許そうって思ってたけど、
ソニンちゃんの熱演で、
色んな思いが湧き上がって来たのよ。
本来ならば、マリー役の笹本さんの芝居で、
泣けそうなんだけど、
どう言うわけだか、
私にとっては、笹本さんの芝居って何も響かないのよね。
これは以前見たときも同じ印象だったんだけど、
しばらくぶりに見ても同じ印象なので、
多分、相性なのかしらね。
でも、笹本さんってとっても可愛い人で、
顔は好みなんだけどな。
本当に何が悪いのかわからないけど、
多分、どどさんが悪いんだわ。
MAを観て、ものすごく感じた事は、
「幸せ」って人それぞれだなと言う事。
他人の幸せが、自分の幸せとは違うし、
その人オリジナルの幸せを追求していけば良い。
大切なのは、何に幸せを感じるかと言う事。
それも、人それぞれ違うのだから。
今日もそんな話をしていたんだけど、
他人の幸せに意見しても、
それは、意見した人の自己満足に過ぎないんだろうな。
逆に意見されても、変える気持は無いもの。
だって、自分の幸せは、自分で作るんだから。
誰かに作ってもらった幸せなんていらないわ。
あなたの幸せって何?
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