夢を生きる人たち

お仕事が一段落して、ほっとして居るどどさんです。

なんせ、忙しいのに、例の趣味は続けるという強行突破型の女。
イノシシ年だから、そうなるのでしょうか?
いや、違う、あなただけよ。

まあ、仕事が一段落しても、別の仕事が始まったりして、
色々と忙しくさせていただいて居るのは、
とてもありがたいことですね。

1月の終わりから、2月の頭にかけて、
タカラヅカでは激動の人事が発表されていました。

まずは、「美弥るりか」さんの退団

これは、ヅカファンの信じる気持ちを、
踏みにじられた様な気がして、
胸が苦しくなりました。

まあ、どういう事かと簡単に説明すると、
(まあ、私のほぼ妄想なんですが)
人気があれば、いつかトップになれる!
という、ヅカオタの夢をですね、

『お前ら現実見ろよ!』

と、劇団にフルボッコにされた様な感じです。

だって、ヅカオタって夢を見る生き物なんですよ。
夢を見させてくれてもいいじゃない?
美弥さんは、確かに遅咲きだったかもしれませんし、
いつでも、ちょっと引いた感じだったかもしれません。
でもね、でもね、
ヅカオタって、ほぼ全員美弥さん好きなんだよね。

なぜだかというと、
美弥さんのジェンヌ人生が、そのままヅカオタの夢なんですよ。

美弥さんは小学生の頃から、ずーっとヅカオタで、
自分もいつかあの舞台に立ちたいと思っていて、
夢を叶えた人なのよね。

涼風真世さんのファンクラブに入っていた話はとても有名で、
当時、一般ファンが、スターさんに押し寄せるのを、
ファンクラブの人たちが手をつないて、
ガードしてたのね。
それで、ファンクラブの出待ちを「ガード」っていうんだけど、
現在は、一般のファンの方もマナーが良いので、
押し寄せることはなくなったんですよね。

そのリアルなガードを経験したことのある、
いわゆる、ヅカオタでいうことろのレジェンドですよ。
美弥さんは!

そんな美弥さんが年明けに放送していた、
タカラヅカチャンネル「スカイステージ」でね、
涼風真世さんと対談したのよね。

あの舞台の上のスターさんと、
同じ空間で、ジェンヌとして語り合うとか、
完全にオタク界の頂点です。

確かにね、それ見たときに、
ああ、もう美弥さん、やりきった感があるな。
と、思ったんだけど、
まさかね・・・

だって、美弥さん、トップスターになるって
信じてたもん。
少なくとも私はね。

美弥さんの主演公演「アンナカレーニナ」は、
2番手スターとしては謎の、
バウホール公演でした。

千秋楽は平日で、全国の映画館でライブビューイングしたのだけど、
私は梅田に見に行ったのだけど、
平日なのに、スクリーンを2つも使ってて、
しかも大きな会場で満員でした。

すごい人気でしたね。

本当に、劇団は、美弥さんを利用するだけ利用したなと思いましたよ。
ヅカオタの夢は、商業演劇の狭間に消えていったのです。

夢が持てない世の中で、
そうやって、一時期でも夢を見せてくれたのは、本当に素晴らしいことだと思いますけれど。

そして、紅ゆづるさんの退団。

こちらも、ヅカオタからトップスターになった、
ヅカオタ界の夢の結晶ですけれど、
私は、朝夏様と同期のつながりで、
それほど好きではなかったけれど、
朝夏様卒業後にハマりましたね。

なんせ、人間性が素晴らしい。
人間性って、舞台に出ちゃうからね。

そんな紅さんの退団発表での談話で、
私は思わず泣いたのが、

「タカラヅカは狭き門だと言われています。
その狭き門に入れた自分だけど、
入れなかった人たちの分も頑張ろうと思ってやってきました。
そういうことを、残りの時間で星組の下級生に伝えていきたい」

といったニュアンスのことを言っていたんですよね。
これって、自分はトップスターになったけど、
なれなくて辞めていく人もいる。
そういう気持ちを無駄にせず、
舞台でお返ししていきたい。

って、言ってるみたいに思えて。
紅さんは、美弥さんとも仲良しだったし、
今、やってるエルベで退団する七海さんのことも含めてだと思うけど。

本当に、ヅカオタの夢をジェンヌさん達が頑張って叶えてくれていってるのが、
ありがたいし、
これからも応援していきたいと思うわ。

夢を持つのは難しいかもしれない。
夢を叶えることはもっと難しいこと。
でも、夢を続けることが、本当は一番難しい。

朝夏様ってそうおもうと、神様なんじゃないかな???



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