浦井健治と真彩希帆

完全に自分が好きか嫌いか?
という好みの話なので、
反論されても、対応出来ません。
と、最初に言っておきますね。

私は以前、浦井健治さんが大好きだったのね。

以前ってことは、御察しの様に、今は好きじゃないです。
って事なんですけど。

あ、好きじゃないなあ。
って気が付いたのは、
「アルジャーノンに花束を」
という演目でした。

超当たり役と評され、
ファン仲間でも、大変評判が良かった、
あの作品です。

なかなか見にいく暇が無くて、
しかも一回しか見てませんけど?

とにかく、
あ、浦井さんとは、ここで一旦距離を置こう。
って思ったんです。

何故そう思ったのか?

理由は、アルジャーノンと、浦井さん本人がピッタリすぎたからです。

え?それって、いい事じゃない?
って思うでしょうね?

でもね、私にとっては、
ああ、そうだったのか!
という気持ちでした。

浦井さんにいつも感じてた、
あと少しこうだったら・・・
こういう役、ちょっと苦手だよね・・・
今回も、すごく頑張ってるけど、何かが足りない・・・
という色々な役とのズレの答えが、
アルジャーノンという役を見て、
理由が解ってしまったのです。

いや、もちろん私は素人なので、
単なる自分の感覚の話ですよ。

とにかく、浦井さんは、
アルジャーノンならピッタリで、
他の役だと、若干ずれる。
と感じたのです。

なので、今後もアルジャーノンに近い役ならピッタリで、
離れた役だと、ズレる事が予想されたのです。

これも、私が個人的な感想なので、
人によって違うと思うし、
他にもピッタリだと感じる役があると思います。

で、私は、なんか浦井さんの別の役、
別の舞台が見たいと思わなくなったのです。

以後、浦井さんの舞台は見てません。

ところが、朝夏様の舞台に浦井さんが主役で出演することになったのですよ。

「笑う男」です。

久しぶりに観る浦井さんに期待しています。

そして、私は、第二の浦井健治に出会ってしまったのだ。

雪組トップ娘役の真彩希帆さんです。

奇しくも、超絶ハマり役なリリーガーランド。
そこで、私は2度目の浦井健治体験をしたのです。

真彩さんは、タカラヅカには珍しい歌の上手い娘役さんですが、
残念ながらリリーガーランドです。

そう、つまり、リリーガーランドならピッタリだけど、
他の役だとズレます。(個人の感想)

今までやってきた役の中で一番好きなのは、
「こうもり」の新人公演のヒロイン役でした。
割とリリーガーランドに近い役でしたね。

浦井さんは、見たくなければ見なくて良いのだけど、
真彩さんはそうは行かない。

だって、私は雪組大好きなんだもん。

そんな訳で、これからも真彩さんは見続けますけれど、
心のどこかで、突然殻を破って、別人の様な芝居をしてくれると良いなあって思ってます。

いつか、真彩さんがタカラヅカを退団し、
浦井健治さんと共演する様な事があったら、
初日近辺と、千秋楽近辺で2回観劇し、
二人の変化を眺めたいと思います。

今の所、あまり変化のない二人。
よく言えば、初日近辺からハイクオリティ。
悪くいうと、判を押した様な芝居。

そんな二人がガチで組む芝居を一度体験してみたいです(笑)

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