絶賛、雪組祭りです。
なんせ、私、雪組が好き。
多分、生涯で一番たくさん見ている組が雪組だと思う。
そして、大劇場公演で一番お会いしているのは、
間違いなく、「佐々田愛一郎先生」!
今回の壬生義士伝は、浅田次郎氏の大ヒット小説からの舞台化。
とはいえ、原作から離れてしまうのは、
時間制限のあるタカラヅカでは仕方の無いこと。
そのため、今回は原作をあえて読まずに見てみました。
だって・・・・
浅田次郎氏の作品の舞台化といえば、「王妃の館」よね。
朝夏様の才能が炸裂していた、素敵な作品だったけれど、
私の中では、ルイとプティルイの話が物凄く号泣ものだったのに、
舞台ではチラッとしかなくて・・・
とても残念だったわ。
なので、壬生義士伝も私が惚れ込んだエピソードは盛り込まれない可能性が大。
期待しなければ落胆も無いのです。
そんな訳で、丸腰で挑んだ初日でした。
結果、とてもフラットに物語を感じる事が出来たと思います。
だって、原作読んだヅカオタの感想が、
皆さま、オブラートに包んでたけれど、
「なんじゃこれ?」
って感じのものが多かったのよね。
まだまだご覧になっていない方もいるでしょうから、
ネタバレは少なめにしてみますけど・・・
新撰組の吉村さんって、一体誰や?
それ位の歴史音痴の私でしたが、
劇中の、武士としての命を全うする姿が圧巻。
もちろん、望海風斗さんの素晴らしい演技力と、
雪組ならではの厚みのある芝居あっての事だとは思いますが、
長年、天下泰平の世の中で武士の仕事はあまり無く、
かといって、武士という身分を捨てる訳にも行かないという、
なんとも辛いご時世に生きた吉村さんが、
職業「武士」として、家族を養うために、
新撰組に入る件もグッと来るけれど、
最後は武士として切腹するというのも、
なんとも壮絶だと思ったのよね。
それでも、「武士」として死んでいく吉村さんは、
本当に素敵だと思ったわ。
で、あれ?こんな人居るよね。
って気が付いたのだけれど、
ダーリンだわ!
ダーリンが武士だと思うと、
色々と腑に落ちました。
男って、変なプライドを持って生きてるよね。
特にうちのダーリンはそれが強い。
なぜかカッコつけたかったりするのよね。
でもさ、男気ってそういうものだし、
そういう人が好きなんだから仕方ないのよね。
武士って超ストイック。
精神鍛錬と肉体鍛錬。そして学問も。
望海さん演じる吉村さんは、
家族思いの優しい人だけど、
剣の達人。
うちのダーリンもストイック。
そして達人バーテンダー。
うん、武士だわ。
だけど、私は武士の嫁にはなれないのよね。
そこだけは、謝っておくわ。
ごめんねダーリン(笑)
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