前回のブログ
エルベの千秋楽後に退団発表をした紅さん。
白い服を着て金屏風の前で写真を撮影するという
トップスター恒例の儀式。
娘と涙を流しながらスカイステージを見ました。
ああ、本当だったんだな・・・・・
ファンってつくづくアホだと思う。
どこかで信じないのよ。
そして、自分なりに納得行く方法で受け入れるの。
スカイステージの放送
退団をお知らせする白封筒
退団公演のポスター
移ろっていく時間の中で、
ファンがやることは、
白服を買う事だったりするのよね。
千秋楽の出待ちを白い服でが鉄則。
そしてもう一つ、
最後のお茶会に参加するために、
ヅカネットワークをフル活用する事。
いや、エルベの時も行こうとしていたんだけれど、
なぜだか娘が、
本物に会ったら死ぬ!
と言い出したので、
断念したのです。
しかし、退団が発表されたので、
最後だし、行くべきだと判断。
色々な友達にお願いしたところ、
紅さんのファンクラブに入っている方を紹介してもらい、
お茶会の申し込みに成功。
後日、あまりに申し込みが殺到したので、
お断りがたくさん有ったそうだが、
私たちは、運よく行けることになったのでした。
そして、サヨナラ公演が始まった・・・

やたら貯まるのが嫌で、滅多に買わない公演プログラムも、
記念に購入しましたよ。
この中華料理の鉄人のお話、すんごい楽しかったのよね。
笑って、泣いて、笑いながら涙する。
そんな作品でした。
私の贔屓、朝夏様の退団公演「神々の土地」はね、
すんごい、重苦しかった。
まあ、あれも良い思い出だな。
そして、私と娘は紅さんの最後のお茶会へ。
後方ではあったけど、センター辺りの席で感謝しか無い。
しかも通路にも割と近かったので、
至近距離を歩いていく紅さんが、
とても素敵だったな。
公演ではいつも楽しい紅さん。
しかし、お茶会では、
真摯に役と向きあう姿勢や、
トップスターとして組みを束ねて、
引っ張っていく様な言動に感動。
特に感動したのが、
下級生とのエピソード。
なんだか、元気の無い子が居て、
声をかけて、
「辛いことがあっても、笑顔で居たら良いことあるよ。
オープンマインドでやれば良いんだよ」
とアドバイスしたら、
次の日から、笑顔で大きな声で挨拶してくれる様になった。
そしたら、周りもどんどんその子に声をかけ、
ますます明るくなっていった。
ほんの少しの気分の持ち様で、
人は変われると思って、
嬉しかったし、
自分が今までやってきた事を、
そうやって、伝えられて嬉しかった。
(ニュアンスだけどこんな感じのお話でした)
この話、私は、ものすごく感動しました。
と、いうのも、たまたま夏休み前に、
娘が学校の先生に注意されて、
母娘で気分的に腐って居たんですよ。
先生に信じてもらえない娘の悔しさ。
そんな不信感しか無い先生と話をして、
さらに不信感が増した私。
なんか、暗闇に閉じ込められた様な気持ちになっていたところに、
紅さんのお話。
そうだ!
どうせ、先生は変わらない。
私たちが変わらなくちゃ!
でも、ちょっとした気持ちの持ち方、
それだけで良いんだ!
できる!
できるよ!!
帰り道に、娘と紅さんの素晴らしさについて語り合う。
そんな時間がもてた事も夏休みの宝物だった。
その後、友人の協力もあり、
チケットが集まってきて、
娘と一緒に複数回観劇できたのです。
そして、千秋楽のチケットも、
どういうわけだか、
娘と私の分を確保できたのです。
白い服を着て娘と宝塚大劇場へ。
奇跡に感謝しつつ、
目の前の紅さんを心に焼き付ける。
全編サヨナラショーに見えてくる様な、
お芝居とショー。
最後まで、楽しませてくれる紅さんの、
ホスピタリティ溢れる愛に包まれ、
泣きながら笑って楽しんだ瞬間。
最後の挨拶で、
あーちゃんと二人で出てきた時に、
「相手役があーちゃんで良かった」
と言った紅さんに、
思わず泣きくづれたあーちゃんと私たち観客。
そういえば、お茶会で、
0番またぎがしたかったと言っていた。
紅さんにとって、
自分だけがトップスターではなく、
あーちゃんも一緒にトップだから、と言う想い。
相手役あっての自分と言う謙虚さは、
いつまでも努力を忘れない紅さんならでは。
今年の夏休みは、
まさに紅色に染まった。
2019年の夏を忘れない。
娘が結婚する時に、
新婦の手紙にこの事を書いて欲しいな。
そして、明日10月13日は、
紅さんの大千秋楽。
私はライブビューイングにも行けないけれど、
応援している。
台風のおかげで、
前日の今日10月12日は休演になってしまったけれど、
明日の千秋楽は無事に上演できます様に。
実は、紅さんは今後の活動が非常に楽しみなのだ。
類稀なるトーク力
梅田でスカウトされた事もある抜群のスタイル
もはや奇跡に近いメークの技
そして全ての人を楽しませるホスピタリティ。
単なる舞台人だけでない活躍を期待しています。
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