変だよ日本!「子宮がんワクチンの有用性」  

子宮頸がんの原因は、ヒトパピローマウイルスでした!

 

医学の進歩と共に、人間の寿命は飛躍的に伸びていて、

人生50年ではなく、人生100年という時代になってきていますね。

そんな中、人類最大の敵とも言える病気は、「がん」なのでは?

 

がんの発生する原因も、色々解明されてきていて、

免疫機構のエラーもその一つ。

原因がわかれば、治療法も開発されて行くので、

オプチーボ」などの新しい抗がん剤なども、

既に処方薬として、活躍している。

 

現に私の実母も、ひょんな事から肺がんが見つかり、

このオプチーボのお世話になった。

個人差はもちろんあるだろうけれど、

母の場合、副作用が全く無かったそうで、

副作用で苦しむといった、

抗がん剤のネガティブなイメージが一掃された気持ちになった。

 

しかし、多くのがんは未だに、その発生原因が不明な事が多く、

早期発見が難しいものもあり、

がんを完治する事が出来ない場合も少なく無いのが現実。

 

そんな中、子宮頸がんについては、

「原因の殆どはヒトパピローマウイルスです」

と、確定されたのだ。

 

これは凄い事だと思うのです。

 

どう凄いのか?というと、

特定のウイルスが原因の場合、

予防するワクチンが打てる!

という事なのです。

 

子供頃、結核や水ぼうそう、はしか、破傷風、

などのワクチンを打ちましたよね?

ワクチンを打って予防するじゃ無いですか?

それと一緒です。

 

がんが予防できるって、凄い事だと思いましたし、

娘にも受けさせようと思いました。

 

広まらないワクチン

こんなに素晴らしいものなのに、

なぜだか広まらない。

 

さあ、みなさま思い出してください。

ワクチンが広まり始めた頃、

マスコミがこぞって取り上げていた、

ワクチンの副作用について。

 

ショッキングな映像が今でも忘れられません。

ワクチンを打ってから、

起き上がれなくなった女の子が、

ベットに横たわっていたのですよ。

 

ワクチンの副作用について、

検証中です。

一旦、ワクチンの接種は停止になります。

という、アナウンサーさんの話。

 

そんなの見たら、

ワクチンって、打ったら副作用が凄いんだ、

やばいね。

って思いませんか?

 

少なくとも私はそう思いました。

がんのワクチンなんていう夢の薬は、

やはり無いんだな。

 

長年刷り込まれた、

「がん」=「不治の病」

という図式もあり、

がん撲滅というのは、見果てぬ夢なのかと、

予定調和の居心地の良さに、

騙されてしまいましたね。

 

正確な情報が広まらない

散々ショッキングな映像を流したマスコミですが、

その後、正確な情報を流していたでしょうか?

私が、ようやく正確な情報を得たのは、

更にショッキングなニュースがきっかけでした。

 

そのニュースとは、

正しい事を伝えようとしている医師が、

他の医師に訴えられるという。

嘘みたいな話です。

 

この件について、友人の医師・吉村麻里ちゃんが、

フェイスブックで情報を流してくれたので、

更に分かりやくなりました。

現役の医師が、このような活動を行って、

子宮頸がんワクチンを広めようと動いています。

 

そんな訳で、私もちょっと勉強しようと、

日本産婦人科学会のページを見てみたら、

 

「全世界的な公衆衛生上の問題」子宮頸がんの排除

 

というPDFも公開されているでは無いか?

 

WHOが、全世界的に、ヒトパピローマウイルスが原因の、

子宮頸がんの撲滅を目指しているのです。

PDFの最後の一文が実に力強くて、

心が震えました。

 

子宮頸がんを歴史的書物の疾病にする」

 

かつて、天然痘に対して、

WHOが撲滅計画を地道に進め、

約20年の時間を費やし、

1980年に根絶宣言が出された事は、

歴史的な快挙だと思ったし、

非常に感動的な出来事。

 

それと同じ様に、子宮頸がんの撲滅を行おうとしているのです。

 

凄い事じゃ無いですか?

 

こんなにも世界的には常識とされている事が、

まかり通らない、

この日本という国は、

どうなって居るのかな?

と、頭を抱えます。

 

取り急ぎ、娘にはワクチンを接種して、

子宮頸がんの予防をしようと思います。

 

無知は罪なんです。

正しい情報を選択して、

動ける事が、

社会に存在する上で、

有益なのでは無いのかな?

と、強く感じます。

 

最後に麻里ちゃんが地元の佐賀新聞に投稿した記事を貼っておきます。

最後に、この記事を読んでいただいた方は、

なんらかの方法で、

この情報を広めていただきたいと思います。

皆様の協力があってこそ、

歴史は動くのです。

 

「たとえ大海の藻屑だとしても!」

by ロナン・マズリエ 「1789」

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