宙組新人公演「エル・ハポン エスパニアの侍」 長身揃いでハイレベルな公演でした

宙組新人公演見てきました。

風色日向(かざいろひゅうが)さんの、初主演公演ですよ!

 

新人公演主演に抜擢されるということは、

スター路線に乗ったと言われて居て、

今後の役付きなどに、非常に影響します。

例えば、タカラヅカのショーで、

銀橋を渡るのは、

こうした新人公演主演を経験したスターだけなことが多く、

ショーの最後のパレードで、

大階段から歌いながら降りてくるのもそんなスターのみです。

 

だから、ヅカオタは、中村一徳先生大好きなんですよ!

スターとか関係なく、バンバン銀橋渡らせてくる。

雪組のミュージックレボリューションなんか、銀橋祭りか?という感じで、

私が大好きで応援してた鳳華はるなさんなども、

退団のご褒美で渡らせて貰ってましたよ。

 

たまに、そういうご褒美の様なショーを作って貰うと、皆嬉しい。

 

このように、新人公演はスター誕生の瞬間に立ち会うという意味合いもあり、

生徒さん達の頑張りを観るのには、

大変素晴らしい機会な訳で、

タカラヅカって高校野球みたいなものだと、

非オタクに説明している所以なのです。

 

さて、今回の私の目当ては亜音君です。

(え?風色さんじゃ無いの?)

亜音君は、前回のオーシャンズ11では、

ベネディクトという役を演じていて、

ものすごく上手くてカッコ良かったので、

大注目しているんです。

 

今回も二番手スターの芹香さんの役なので、

劇団の推しもあるなと、

ニヤニヤしてました。

 

しかし、新人公演のチケットってなかなか手に入らなくてね。

どうしようかな?

と、途方に暮れていたのですよ。

 

初日近辺に、一緒に観劇したヅカオタ仲間と、

最近の推しについて話していたところ、

なんと、友人が亜音君のお茶飲み会に参加するというので、

私も行きたいよ!と猛烈アタックしたところ、

じゃあ、どどさんの分もお願いしてあげるよ!

と、いうことになり、

ホッとしたところで、

一緒に劇場ロビーを歩いていたら、

そのお茶飲み会を取り次いでくれる天使に偶然出会ったのでした。

 

どど「私もお茶飲み会行きたいのでよろしくお願いします」

天使「はいはい、大丈夫ですよ」

どど「ダメ元で聞くんですけれど、新人公演のチケットもお願いできないでしょうか?」

天使「あ!それが、一枚余ってるのよ!」

どど「えーーーー!お願いします!!」

 

本当の天使だった。

 

そんな訳で、嘘みたいなタイミングで行けることになったのでした。

上手く行く時って、こんな感じで何の問題も無く、進むよね。

 

無事に観劇してみて、

やっぱり亜音君素敵だなと思いました。

芹香さんって、スタイル抜群なんですよね。

その為、ちょっと背の低い人が着たら、

ヤバそうな衣装ばかりだったのですよ。

しかし、亜音君綺麗に着こなしてました。

帽子をかぶった時の顔の小ささが凄かったな。

衣装さんのデザイン画かな?

位の2次元力あったから。

 

声が高めなので、歌はちょっと苦戦しているような気がしましたけれど、

全く問題無く、

お芝居もやっぱり好みだなという感じでした。

 

そして新人公演を観ると色んな事が分かるのですよ。

どどさん、本公演は真風さんと芹香さんの顔しか観てないみたいよ。

 

本当にそういう事が多すぎで、

物語の本質を理解していない事が多々ありまして。

今回もそのパターンだったようです。

 

あれ?なんか駄作じゃ無い?

って思ったのは、

理解力不足だったようです。

なんせ、顔しか観てないので、

物語を追う気持ちが薄れていました。

 

風色さんもうまいし、ヒロイン役の花宮さんもうまい。

そして、亜音君も勿論だけれど、

優希さんや、鷹翔さんもとても上手い。

 

どうやら、ヒロイン、カタリナの心の動きや、

治道さんとエリアスのパワーバランスが、

本公演は弱かったようだ。

 

その辺りの芝居が見えて来ないので、

急に真風さんが苦悩したり、決意したりするので、

全く理解が追いつかない私は、

(真風さんの顔かっこいい)

しか、考えられず、

ナンジャラホイ

だったようです。

本当にごめんなさい。

 

一方、藤九郎役を演じた優希さんは、

本公演同様の素晴らしさで、

私的にはMVP。

彼女上手いわ。

ダンスも上手くて大好きです。

 

本公演では、もう少し目立って良いのになと、

惜しいなと思っていたので、

新人公演では結果が出せる役で良かったなと思いました。

 

とはいえ、圧倒的な安定感を持って、

演じきった主演の風色さんは、

完全にスター誕生!でしたね。

今後のタカラヅカを背負って行く人なんだなと、

客席で若干鳥肌を立てながら眺めておりました。

 

 

 

 

 

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