先日、学校で担任から呼び出された娘。
思い当たるところが多すぎて、
何を言われるのか?
とビクビク職員室へ向かったところ、
他の先生からの呼び出しだったそうだ。
その先生は、娘が好きな先生で、
何事かと思ったら、
実は病気で近々入院するらしく、
先日から他の先生(非常勤)に引き継ぎを始めている事で、
ある問題が起きている件についてだった。
問題とは、その非常勤の先生に対するクラスの態度。
皆が大好きだった先生から変更になる為、
テンションが全く上がらない。
活発な発言も無くなり、
ウチの娘のように
明らかに不愉快だとアピールしてくる生徒も。
先生から見て、それは問題だと感じ、
とりあえずウチの娘を呼んで
事情聴取という事だったようだ。
先生の入院の話は、誰も知らなかった為、
娘は泣いてしまったそうだ。
この話を聞いて、
共感力ゼロというか、
超俯瞰の私から娘に言ったのは、
「誰も解ってくれないからと諦めないで、
信念を曲げずにそれに対して忠実に行動すれば、
必ず理解者は現れる。
だから、心根を腐らせず、
真っ直ぐな気持ちを持ち続けてね」
という事。
そして、もうひとつ、
「自分が思っている以上に、
影響力は大きい」
という事。
なぜ、先生が娘を呼んで事情聴取して来たのか?
先生から見て、娘がクラスの中心人物、
または中心寄りの人間だと感じたからに、
他ならない。
娘の性格は、
ネガティブな事は受け入れやすいけれど、
ポジティブな事は認めない。
褒められるのが苦手なのだ。
というか、極度のシャイ。
そして、父親に似たモラリストな1面も。
自分は、たいした人間ではなく、
地味に生きていると娘は思って居るようだが、
そんな事は全くなく、
逆に目立っている。
だから、先生に目をつけられる。
良い意味でも悪い意味でも。
人間は、善悪合わせて1人の人間なので、
自分の良いところと同じ位、
悪いところを理解していると、
良いのだろうなと思う。
赤ちゃんの頃から、
私以外の大人に心をなかなか開かず、
極度の人見知りだった娘は、
学校に行き始め、
信用出来る先生を見つけることが出来た。
その事が、親としては嬉しい出来事だった。
そして、その不器用な生き方は、
全て私が通って来た道でもある。
どんなに不器用でも、
生きて行ける事を
証明し続けて、
それが、娘の未来への指針に
なれば良いと考える今日この頃である。
大切な事は、
子供の成長を見守る事ではなく、
自分の人間的な成長なのだ。
世の中の親は、
子供を見守ってる場合では無い、
自分を成長させるべし!
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